保険営業に転職するには?②

保険営業の仕事とは?

保険営業の仕事は、自社が取り扱っている保険商品を提案して、契約手続きを行うことです。

 

保険営業の大きな特徴として、「商品と代金をその場で交換するサービスではない」という点が挙げられます。保険営業は物を売る仕事ではありませんし、その場でサービスを提供してお金を支払ってもらうわけでもありません。「将来起こるかもしれない事態」に備えるものです。

 

自社の保険商品の魅力を伝えるだけでなく、家族構成や収入などをヒアリングした上で、各家庭のライフプランの作成や、資金計画のアドバイスを行うこともあります。

 

保険営業が向いている人の特徴

保険営業が向いているのは、下記のような人です。

 

人の気持ちに寄り添える人

顧客の利益を第一に考えられる人

人の役に立つことにやりがいを感じられる人

初対面の人ともすぐに打ち解けられる人

お金の知識が豊富でわかりやすく説明できる人

保険営業は、それぞれの家庭の状況やその人が抱える不安をヒアリングしながら、将来のリスクや不安をカバーするための提案を行う仕事です。顧客の不安に寄り添い、的確なアドバイスを行うことができる方に向いている仕事だといえるでしょう。

 

保険会社と保険代理店における保険営業の特徴

保険営業の仕事は、保険会社と保険代理店で異なる特徴があります。保険営業を目指す際には、両者の違いを知っておきましょう。

 

保険会社の営業担当者の仕事内容

保険会社の営業担当者は、自社の保険商品を顧客に対して販売することになります。電話でアポイントを取ったり飛び込み営業を行ったり、また、自らの人脈などを駆使して、新規顧客を開拓するケースもあります。

 

保険会社の営業担当者は、ノルマを課されるのが一般的です。契約を多く取ることができれば、それだけ多くの給与を得ることができます。

保険会社の営業では、自社の保険商品の知識を深めて、他の商品とは異なる魅力・メリットを顧客に伝えることが重要です。

 

保険代理店の営業担当者の仕事内容

保険代理店の営業担当者は、契約している複数の保険会社の商品の中から、顧客に適した保険を提案します。自分から営業をかけるのではなく、主に店舗に来店した顧客や、問い合わせがあった顧客に対して保険商品を提案するのが仕事です。

 

また、保険代理店の営業担当者は、複数の保険会社の商品を取り扱うことから、様々な保険商品について知識を身に付ける必要があります。

なお、保険会社とは異なり、保険代理店では営業担当者個人ではなく店舗ごとにノルマが設定されている場合が多くなっているのです。