保険営業に転職するには?③
生命保険会社と損害保険会社の保険商品
生命保険会社と損害保険会社、それぞれが取り扱う保険商品は下記のとおりです。
生命保険会社が取り扱う保険商品
生命保険会社が取り扱うのは、生命保険や養老保険、学資保険、個人年金保険など、「第一分野」と呼ばれる保険商品です。
損害保険が取り扱う保険商品
損害保険会社が取り扱うのは、自動車保険や火災保険、地震保険など、「第二分野」と呼ばれる保険商品です。損害保険は、予期せぬ交通事故や火災、地震、台風、盗難などによって生じた損害・損失を補償する保険です。
一般的に契約期間が10年以上になる生命保険と比べて、損害保険の契約期間は1年~数年と短いのが特徴です。
生命保険会社と損害保険会社の両方が取り扱う保険がある
医療保険や介護保険など、生命保険会社と損害保険会社の両方が取り扱う保険商品を「第三分野」と呼びます。
以前、第三分野の保険商品を取り扱うことができるのは国内の中小規模の生命保険会社、ならびに外資系の保険会社のみでしたが、保険業の規制緩和により大手の生命保険会社や損害保険会社も取り扱うことができるようになりました。
保険営業のやりがい
保険営業の仕事は、保険商品の提案・販売を通して顧客の人生に深く寄り添うことです。
続いては、保険営業の仕事のやりがいをご紹介します。
顧客の人生設計をサポートできる
仕事を通して、顧客が安心して暮らしていくための手助けができるという点は、保険営業の大きなやりがいです。顧客に適切な保険商品を提案することで、人生設計をサポートすることができます。
生活に役立つ知識が身に付く
保険営業で顧客の人生設計のサポートを行うには、保険商品の知識だけでなく、公的支援制度や年金制度などに関する知識が必要です。こういった知識は、自身の生活においても役立てることができるでしょう。
仕事を通してスキルアップできる
保険業界の関連法令は、改正されることがあります。保険営業を行う上では、保険業界の関連法令について、常に最新の知識を身に付けておく必要があるのです。勉強は大変ですが、仕事をしながらスキルアップできる点はメリットといえるでしょう。